『Love Ken TV』という空間
そういえば中島健人くんのソロコンの感想を全く綴っていなかった。
もうひと月以上経つし、メモも全く取っていない(最近現場で全くメモを取らなくなった)ので、記憶だけを頼りに少し感想を残しておこうと思う。
ドリボの記事に少し書いたが、わたしは自担がいなくともできるだけセクゾンメンバーの現場には足を運びたいと思っている。
今年の夏は上3人が3人公演やソロコンをやるということであったが聡マリちゃんのサマステもあった。そんな中わたしの東京遠征の日程と唯一合致したのが健人くんのソロコンであった。
そして当たったら健人担の友達と一緒に入るつもりでチケットを申し込んだら見事当選したのだ。
きっと健人担ばかりが集まるであろうこの場に他担であるわたしが紛れていいものか少し考えた。だが他担であっても見たいものは見たいのだ。
というか自分で当たったチケットなのだから何にも怯える必要なんてないのだが…
健人くんのソロコンを一言で言うならば、「健人担のための健人くんとの空間」であったように思う。とても空気が甘かった。
まず健人担はソロコンのことを「デート」と称していた。だからわたしもツイッターなどで「明日は健人くんとデート♡」などと浮かれたことをつぶやいたりもしたが、これがとても楽しい。
ソロコンのことを「デート」と言って許されるのなんて中島健人ぐらいだろう。
また、コンサート中は健人くんがなにかするたびに「かわいい…」とため息にも似た言葉がもれるのだ。これはセクゾンのコンサートではあまり見ない光景のように思う。
セクゾンのコンサートで「かわいい」と言われる対象は大体がマリちゃんである。
健人くんは例えば甘い言葉を言ったり胸元をはだけたり、腰をまわしたりなどで「キャー！！」という歓声をうける場面が圧倒的に多い。
そんな健人くんがふとしたときにくしゃっと笑うだけで「かわいい…」という声が上がるのだ。これは初めての体験であった。
そして健人くんは事あるごとに「みんな楽しい？」というような言葉で客席に確認を取るのだ。健人くんは何事にも自信に満ち溢れているようにわたし自身は感じることが多いのだが、そういったファンとのやりとりも普段は中々見ることがなく新鮮に感じた。
加えてわたしが入った公演にはたまたま重岡くんが見学に来ていて、2人でMCをする場面を見られた。そのおかげでなおさら中島健人の普段見られない一面を目撃できたように思う。
健人くんのソロコンのOP映像は会場入りまでの様子が流れた。そして健人くんはサングラスをして薔薇を抱え、マンションの1番上に現れるのだ。まるでデートの待ち合わせかのように。
かっこよく登場したかと思えば「チラリズム」ではかわいく歌いながら生着替え。このときの「ケンティーコール」は非常に楽しかった。
そしてわたしがもっともうれしかったことはセットリストに「レディ・スパイシー」を入れたことだ。
恥ずかしながらわたしは3人体制になってからの曲をまともに聴いていない。
なのでレディ・スパイシーがはじまったとき、「めっちゃいい曲！でもなんか聴いたことがある気がする…なんだっけ…」と感じたのだ。あなたの自ユニのSexy Zoneの曲ですよ…
堂島さん作曲のレディ・スパイシー。当初からファンの間で絶賛されていたように思うが、これまでのコンサートでは歌われる機会が全くなかった。
ジャニーズウェブの薔薇色の日々でも「なかなか歌う機会がなかったからソロでやってしまえということです」と健人くんは言っていた。
健人くんにとても合っていたように思う。健人くんのソロ曲だと言われても信じてしまうこれは…
中島健人くんのソロコンサートを経験して、「もし自担がソロコンをやったら…」と少し想像してしまった。
まず登場した瞬間から心臓がもたない気がする。なのでソロコンという空間はやはり特別なんだと思う。
ま、ソロコンよりも5人が平等な扱いのSexy Zoneのコンサートがなによりも見たい。
シルバーウィーク中に嵐のコンサートDVDをいくつか見返して、どうしてセクゾンはこのようにできないのか…と何度も感じた。完全に自分で自分の傷口を抉っている。
そんなシルバーウィークも今日が最終日。連日ブログを書いたのは単に暇だったから(察してください)というのもあるが、まとまった文章を書く時間が取れたのはよかったと思う。
あとは昨日も書いたがMステのセクゾンが5人いますようにと願うばかり。
そもそも何人いるかを気にする時点でいろいろおかしいのだが。
はやくSexy平和Zoneな5人になってほしい。
