てのひらラビリンス

おたくの戯言。婚活ブログになりつつある。

私が経験した婚活パーティーの話

「婚活パーティーこわい」と常日頃思っている私だが、先月一度だけこのような場に参加した。

というのも入会している結婚相談所が主催のパーティーで、「よかったらきませんか?」と相談所の方が個別に声をかけてくれたので参加することにしたのだ。きっと女性の参加人数が少なかったのだと思われる。

ちなみにこのパーティーの内容はあくまでも私が参加したものについてであり、同じ結婚相談所が主催のものでもパーティーの内容に地域差があると思われる。

 

パーティーの会場では各テーブルに男女2人ずつ、計4人が座り、その日の自分の番号となるネームプレート(単に「①」というような番号が書いてあるもの)が置いてあった。そして自分のプロフィールカードと連絡先を渡す用の名刺も置かれており、パーティーが始まるまでこれらに記入をする。

開始時間ぎりぎりに来た人はそのプロフィールカードに記入する時間がほとんどないままパーティーが始まってしまったので、やはり時間に余裕を持って行動することは大事である。そして緊張しすぎて顔を全く上げられないまま記入をする私。趣味とか自己PRってなに書いたらいいの…ジャニーズのこととか書いていいの…

そしてパーティーが始まるとどのような形式で進めていくか説明されるのだが、

「それぞれの方と10分間ずつお話していただきます。まずは同じ番号同士の方でどうぞ」

 

…10分!?!?

 

少人数のパーティーだったからであろうか。でもいくらなんでも10分って長すぎやしないか…せめて5分…

と思いながらもそれぞれの方となんとか10分話し切った私。初対面でプロフィールカードを交換しただけの相手であり、たまに沈黙になることもあったが我ながらがんぱったと思う。というか事前にメールなどのやりとりをしていたならまだしも、全くの初対面の相手とこれだけ話し続けるのは正直しんどいし、婚活というよりはコミュニケーションを取る練習になったような気がする。

そして全員と10分間話した後は「フリーで好きな方とお話してください」なんて言われた気がするが、誰もそんなに動かず微妙な空気が流れる。私はとりあえず目の前にあったお茶を飲んでまわりの様子をうかがう。よっぽど気になる人がいたなら話は別だが、無理やり10分間話した相手とこれ以上話すことなんて少なくとも私にはなかった。誰も動かないところを見ると、きっとまわりもそうだったのではなかろうか。

そんな微妙な空気を察知した司会の方が「じゃあこの機会に質問したいこととかありますか?〇番の方とかどうですか?」なんて声をかけ、〇番の方がその場にいる異性に質問したいこと(例えばどんな人がタイプか、など)を言い、それに男性からの質問なら女性が、女性からの質問なら男性が答える。パーティーの残り時間はその質問タイムに割かれることとなった。

私も質問がないか聞かれたが、特に何も思い浮かばなくて本当にすまない…

そんなこんなでパーティーは終わり、「もしよかったらみなさん二次会などご自由にどうぞ」と司会の方に声をかけられた気もするが、誰もそのようにするものはおらず、それぞれが自分の家へと帰っていった。

 

これが私の婚活パーティー初体験となったのだが、感想は正直しんどいに尽きる。

これも向き不向きがあるのだと思うが、よっぽど話が弾み、見た目もそれなりに好みの相手がいたらありなのかなぁ…どうなのかなぁ…

少なくとも私は短時間で多くの方を相手にするより、ある程度の時間を使ってひとりの方の相手をする方が向いているような気がしたので、婚活パーティはもういいかな、という印象である。

 ちなみにこのパーティーで3人の方と連絡先を交換したが、結果はそのうちのひとりからお礼メールがきたのみ。私も自分から連絡したいと思える相手はいなかったので、まぁこんなもんだよね…